こんにちは。今日は畳の表面に使われているイグサのグレードについて解説します。

イグサとは植物の名前で、この繊維を織り上げることで、畳の表面を彩る『畳表(たたみおもて)』が作られています。

イグサは主に日本では熊本県で生産されています。また中国においても生産されています。最高級品と廉価品には価格差が1万円以上の差がありますが、良いものと廉価版の違いの一つ目に繊維の形が挙げられます。

こちらの写真の右側に繊維を拡大した画像が載っています。

イグサの繊維の形

上の丸い形のものが良いイグサの形状で、下の潰れた円の繊維は廉価版になります。また見ていただくと上の繊維は身が詰まっていて、下はスカスカであることが分かると思います。形の丸い繊維の方は身が詰まっている分しっかりしていて耐久性が高いです。

色の変化の比較

こちらは時間の経過による色の変化を表した画像になります。上から最高級品で下に行くほど下級品になります。

右側が数年後の畳表の色になりますが、下級品は茶色になりますが、高級品になるほど色の変化が抑えられます。

実際に手元にある畳を紹介します。こちらは一年間保存していた畳でイグサは高級なグレードを使っています。左側が作りたてのときに撮った写真で右側が一年後に撮った写真になります。

作りたての畳

作りたて

一年後の畳

一年後

一年前と比べてもそこまで色の変化がないのが分かるかと思います。

また中国産と日本産で違いが存在します。中国産は日本産と比べ少し酸っぱい匂いがするため、苦手な方もいるかと思います。こちらは画像では伝えられないないのですが、お客様からの要望が無い限りは通常日本産を提案しています。

グレードの話に戻りますが最高級品は価格も最高級になってしまいます。ほとんどの人にとっては中級品以上で購入されるので問題ないかと思います。

それではまた!